Contents
❷-Ⅰ
51 木造2階建/鋼板葺・サイディング&リシン外壁・20世帯
52 木造2階建/切妻鋼板葺・窯業サイディング外壁・4世帯
53 木造2階建/寄棟スレート葺・窯業サイディング外壁・6世帯・築22年
54 木造2階建/寄棟スレート葺・窯業サイディング外壁・4世帯
55 木造2階建/鋼板瓦棒葺・窯業サイディング外壁・4世帯
56 木造2階建/切妻スレート葺・窯業サイディング外壁・4世帯
57 木造2階建/切妻スレート葺・窯業サイディング外壁・6世帯
58 木造2階建/寄棟スレート葺・窯業サイディング外壁・8世帯
59 木造2階建/寄棟鋼板葺・窯業サイディング外壁・7世帯
60 木造2階建/寄棟鋼板葺・窯業サイディング外壁・4世帯
61 木造2階建/切妻スレート葺<SGL鋼カバー構法>・窯業サイディング外壁・4世帯
62 木造2階建/切妻スレート葺・窯業サイディング外壁・6世帯
63 木造2階建/切妻スレート葺・窯業サイディング外壁・8世帯
64 木造2階建/切妻瓦葺・窯業サイディング外壁・4世帯
65 木造2階建/切妻鋼板葺・窯業サイディング外壁・10世帯・築27年
66 木造2階建/鋼板葺・窯業サイディング外壁・8世帯
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木造2階建/鋼板葺・サイディング&リシン外壁・20世帯
★下:プレゼン・セット
調査・診断~再生設計(修繕仕様・見積)とカラーPLAN(各A3判)です。
さらにページ形式の詳細版(A4判)を添付する場合もあります。
★上:ポリカ葺き
新築時のテント生地はすでに無く、無防備な通路は荒れています。ポリカ材で葺き直しです。
★上:鋼板葺きの保全塗装
屋根勾配が緩いと左上のようなマダラ模様の錆が広がります。保全塗装が選択ギリギリに近いレベルです。
▲下:通路上裏の鉄骨腐食(激サビ!)と広い範囲の損壊 下中:溶接補強中。
溶接後には塗装前に必要な錆落としの"人海戦術”が待っています。
★上から:2階中央通路
テント屋根の消失で床面劣化と鉄骨通路の腐食が進んでいます。
★左上:1階中央通路
ホワイト基調に変えて明るさアップ。
★右上:モルタル壁
亀裂を補修してから塗装へ。
▲右:陥没個所の壁貼替え
内部材ごと取替え。
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木造2階建/切妻鋼板葺・窯業サイディング外壁・4世帯
★上:プレゼン・セット+完工レポート
右端は完工後にお客様に差し上げる「ビフォーアフター」A3判。
★下:鋼板葺きの保全塗装
目立った傷みはありませんが、保全は早目がセオリーです。
★左:手摺パネル交換 不透明のパネルに交換。
★右上:ドア再塗装 結露による塗膜劣化予防。
★下左:通路上裏の腐食
★下右:壁と通路床の間に水切取付
隙間から浸水し周囲を腐食させるため、コーキングと板金で防水対策。
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木造2階建/寄棟スレート葺・窯業サイディング外壁・6世帯・築22年
★下:プレゼン・セット(修繕仕様書+カラーPLAN・各A3判)
診断結果と修繕方法を事例を掲げながら分かりやすく解説します。
カラーパースは「4点セット」が基本ですが、”気に入ったカラーリング”に出会えるまで何回でも行います。
▲上:バルコニー防水破綻と再建
バルコニーの屋根掛かりが半分程度しかない形状では築22年でも腐る場合があります。内部木材まで被害が広がっていますので相当前から浸水があったようです。修復は木枠から取替え、床シートやドレンの取替えに進みます。
★左下:2階通路の防滑シートの貼替え 1階通路の土間コンは亀裂を修復してから専用材で塗装。
右下中:階段踏板のゴム材ビス止めを修復し防錆塗装
右下段 路面補修 敷地の路面が”痩せ”て沈下したため、雨水桝が浮き上がったように見えます。通路を歩行する方が躓く心配があるため、アスファルト材で均し補修します。
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木造2階建/寄棟スレート葺・窯業サイディング外壁・4世帯
★上:3層塗り分けの階段周り
清々しくなった階段周り。ポリカの庇も葺き替えます。
★右下:屋外階段や手摺
屋根掛けのない鉄骨階段は積雪や凍結や、昼夜の気温差による結露が”天敵”です。屋根のある形状と較べ半分の期間を目安に防錆塗装を行いましょう。塗料メーカーは標準的な「耐久期間」(めやす)を決めていますが、沿岸や内陸、湿気や通気状況などによりかなり違いが出ますので、現場個々の状況で判断しなければなりません。
★左:凍害と外壁の部分取替え
サッシ上部から目地材(ガスケット)の劣化が進み、硬化した隙間から浸水し凍害へと進みます。
外壁を貼替え、目地に湿式シリコンで打替え(コーキング)ます。
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木造2階建/鋼板瓦棒葺・窯業サイディング外壁・4世帯
★上:北側から見た建物写真 窓下凍害が南側に出ています。左:プレゼン・セット その個所の修繕を実例を挙げながら説明しています。
★下:玄関前のリファイン 最初に目にする玄関先の器具・備品の錆。ステンレス製POSTと消火器函は新品に取替えます。
★上:鋼板瓦棒葺き
「51」のところでも触れましたが、勾配が緩いと雨水離れ(雨仕舞とも言います)が緩く錆が出やすくなります。ローコストに施工できますが、反対に腐食リスクが大きくなります。また、庇周りが囲まれているため、劣化に気が付き難くい点も注意が必要です。
★下左:出窓周りの腐食
南側は一般的に陽当たり良く通気性も良いため、腐食や凍害とは縁遠いのですが、ここは前庭が狭く崖下のため、湿気が停滞することで出窓全般に凍害が起きています。大型の出窓周りは劣化が起きやすくなる傾向があります。
★右下:壁材の一部取替え
軽妙な凍害でもパテ補修ではなく、壁材取替えが適正です。
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木造2階建/切妻スレート葺・窯業サイディング外壁・4世帯
★上:スレート葺きの保全塗装
鳥の糞害により葺材や棟板金が腐食し、左2番目のように変色しコケが繁茂しています。建物の前方が森林で野鳥も多いことから壁付けアンテナに替えることを提案します。
★下:バルコニー下の外壁腐食
現在は住宅一般に「通気工法」が採用され、壁内の湿った空気は壁内空間から上昇し軒や庇側から外部に抜けるようになっています。しかし、途中の掃出しサッシなどが障害物になり、慢性的な停滞で下左のような腐食の様態に進んでしまいます。
下は、その腐食部分を広めに取替え、弾性シリコンでコーキングを行う修復工程です。
★上:北側窓サッシ周りの腐食=凍害損壊 北側は内部が浴室やWCなどの水回りが多く元々通気環境も良くないため、上左のような損壊は珍しいことではありません。一般に窓下のみにある場合でも、上部からの浸み込みが原因ですので、広範囲に貼替える必要があります。
★左:人家に多いスズメバチの巣 空室状態が長く台所換気扇をほとんど使わないときに、稀に営巣されることもあります。コガタスズメバチと思われますが、この種は人を襲う危険性があるため、専門業者に除去を依頼します。
★下:北側壁の修繕や周囲の敷地整備 土類や雑草により通気が妨げられると、北側水回り中心に凍害が起きやすくなります。
特に窯業系外壁材(サイディング)によく見られますが、予防策は周りの残置物を片付け、樹木や雑草を取り除き、砂利を敷設するなどを行い、風通しの良い状態に整備します。
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木造2階建/切妻スレート葺・窯業サイディング外壁・6世帯
★下:スレート葺材の保全工程
最終的な防水はスレート(人造堆積岩形状)下のアスファルト系のシート(ルーフィング)が担っています。それを風雪や紫外線などから守るのがスレート材と板金類。これが屋根材の役割・構造です。スレートはまず表層で撥水能力を発揮しなければなければなりませんが、一方では内部の熱や湿気も排出する構造も必要です。
写真2段目の2番目は、スキ間器具を一葉ごとに差し込む工程で、塗装の前に、上下葉が塗材により接着しないよう予め”縁切り”を行っている様子です。この器具は塗装が済んでも残置します。
★下:階段周りシート改良とドレン修復
階段踏板がモルタルの場合、経年により水の浸み込みが増え、黒カビなどの生物汚染が酷くなります。一般には防滑シートを貼り、端部をシーリングし、ドレン周りまで丁寧に修復することが大切です。
▲右下:窓周りの凍害 WC窓などの外壁に多発していますが、サッシ周りの外壁材、目地材すべてを取替えます。
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木造2階建/寄棟スレート葺・窯業サイディング外壁・8世帯
★上左:プレゼン・セット
上右:階段通路・手摺側のビフォーアフター
通路の鉄骨製手摺格子がかなりの割合で腐食損壊しているため、パネルを上張り補強します。
(現在の格子は錆びないアルミ製が一般的になりました)
★下:地震による亀裂と外壁貼替え
窯業系の外壁材は弾力性が欠けるため、地震により切り欠き部分や釘目などから亀裂が広がる場合があります。建物構造上の不安は生じませんが、浸水被害を防ぐため周囲の外壁取替えは必要です。
▲上:掃出しサッシ下端の腐食
結露水分が外壁下端に滞り凍害が起きています。外壁と防水シールを取替えます。
★下:屋根なし鉄骨階段の保全
防錆塗りの前にグラインダーや研ぎ材で錆落とし(ケレン)を行います。これを徹底できないまま塗装すると、サビの上に塗膜が被っている状態のため、早々に剥離してしまいます。業者さんや職人さん個々の姿勢がとわれる手仕事の世界です。
★下左:通路天井板の一部貼替えやLED灯に交換
2階モルタル床も浸透抑制の専用塗材で保全します。
★下右:新しい「郵便受け」
庇のないポストは中に雨水が入り込み、外壁はビス止め穴から腐食しやすくなります。
リフォームはアルミ庇を取付け外壁を再建し、ダイヤル錠の付いた大きめのものに交換します。
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木造2階建/寄棟鋼板葺・窯業サイディング外壁・7世帯
★下:基本的に鋼製や外壁材の保全塗装と防滑シート貼
30年前ほどの間、ほぼ保全作業を行わなかった場合に”ビフォー”のような様相になりますが、元の造りがシンプルなため大事には至っておりません。特に鉄骨の錆は表面に留まっている程度です。とはいえ、これ以上の腐食は良くないため、防錆保全の共に通路床を守るシート貼りを推奨します。
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木造2階建/寄棟鋼板葺・窯業サイディング外壁・4世帯
★下:鋼板葺きの保全塗装
一般的な鋼板横葺きですが、寄棟型は棟板金や雨樋の数も多いので建築コストはそれなりにかかります。写真では雪止金物の貰い錆や北側の劣化はそれなりにありますが、材質の脆弱化はほとんど見られません。
瓦、スレート、鋼板(昔はトタン屋根、最近は錆びにくいガルバリウム鋼)と、未だにグレードに順番があるようですが、最近は鋼板屋根が合理性の面から優れているような気も、私見ですが・・・。
★下:サイディング外壁の基本的な保全
塗装前に高圧洗浄で付着物や劣化した表層塗膜粉(チョーキングと言います)を除去し、目地の劣化シール材(コーキング=弾性シリコン剤)を打ち替え、塗装工程に進みます。
塗装は下・中・上塗の3層が基本で、窯業系(実際には焼成材ではありません)サイディング材には水性塗装を用い、刷毛とローラーで作業します。現在、吹付け塗装は一般的ではありません。また、窓下の腐食や凍害があるときは塗装前にその部分を取替え、目地には入念にシーリングを行います。
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木造2階建/切妻スレート葺<SGL鋼カバー構法>・窯業サイディング外壁・4世帯
▲下:スレート屋根の重ね(被せ)葺き『カバー構法』
「スレート」(※)は商品名:コロニアルなど数社がそれぞれネーミングしていますが、材料的にはセメント質の加工品で大きな違いはありません。この葺材の劣化が酷い場合に用いられるのが『カバー構法』(被せ貼り工法)です。葺材は錆びにくいガルバリウム鋼を用いますが、施工のしやすさ、コスパ、耐久性の良さから代表的な修繕法になってきています。
※(天然石の)スレート 新しくなった東京駅舎の葺材に宮城県の雄勝石が使われたことは知られています。硯の材料でもありますが薄く削ぐとスレートという屋根材になります。粘板岩・玄昌石とも呼ばれ堆積岩に属しています。良品の天然材ですが、コストの関係で一般住宅ではほとんど目にすることはありません。
▲上:カバー構法採用の見極め
その(人造)スレートの劣化状況が上の4点をご覧いただくと分かります。先に触れましたが、セメントが主原料の加工品ですから劣化は避けられませんが、問題はカバーや葺き替えのタイミングは「いつ?どんな状態の時か?」の判断です。
実際は「個々の状況」を見るしかありませんので、現況写真の雰囲気を参考にしていただければと思います。また、中間時期に保全塗装を行ったか否かも判断時期や寿命と大きく関係します。
D+関係では採用時の平均築年数は「29年」でした。この「ビフォーアフター」では半数近くがスレート葺ですので、併せて参考にしてください。
▲下:手摺壁の通気改良工法
少し専門的になりますが、現在の住宅は『通気工法』といって外壁材と内部材の間を中空にして空気の通り道を設けています。この始まりは北海道からですが、この構造は断熱性を高め、結露や凍害からも守ることができるため、現在は一全国的に採用されています。
ただ、階段通路は居住部分と異なり通気配慮に欠けることもあって結露や凍結による酷い損壊が珍しくありません。
以下の写真は階段や通路の手摺壁が凍害によって損壊している様子と改良の記録です。手摺壁内部に生じた結露の排出機構が無いため、内部が飽和状態により水滴が溜まっているのが分かります。
具体的な改良法ですが、壁上下に換気用の開口部を設け、上部に雨水が入り込まないようスリット形状の器具を取付けています。これがあることで湿気が排出でき腐食を抑えることが可能になります。
★下:床目地シール材の打ち直し
床材そのものに傷みはありませんが、目地材は経年により硬化萎縮や微細な亀裂により防水性能が低下します。雨漏りは階下天井(上裏)の鉄骨に悪い影響は当然ですが、階下を利用する方々にも迷惑をかけることになります。通路天井を下から見て、目地周囲に錆のシミや腐食の跡があるときは早目の修繕を心がけたいものです。
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木造2階建/切妻スレート葺・窯業サイディング外壁・6世帯
★下:スレート葺屋根の保全塗装
一見するとスレート材がかなり朽ちているような雰囲気ですが、表層の汚れのため塗装保全で問題なしの診立てです。西側の森から落葉や種子の飛散も多い関係で見た目は良くありませんが・・・。
▲下:シロアリ被害の階段手摺壁
手摺壁内部の通気不良と、▲部分の壁が地面に接しているためシロアリが入り込んでいます。
幸いは建物本体と階段や手摺壁が接してなく、主要な骨格が金属のため枠材などの木材被害で留まったこと。
修繕ですが、被害枠材を取替え、防蟻剤を塗布し、外壁取替え、目地シーリング、そして仕上げが塗装です。
★下:一般的な外壁の劣化と修復
上の被害以外ではサイディング壁材の経年劣化で数ヵ所の腐食があります。傷んだ個所は部分的な貼替えを行い、通路床は目地シールを打ち替え、照明をLED灯に交換します。
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木造2階建/切妻スレート葺・窯業サイディング外壁・8世帯
★下右:壁内の通気不足が作り出すカビ模様
最上部(△形状の妻下あたり)に黒カビが少ないのが見えますか? ここは小屋裏にあたりますが、湿気が溜まらないためカビの黒染みが出なかったようです。理想は1~2階中間に平行な通気口を設けると換気は格段に良くなるのですが、それなりのコストとを天秤にかけなければなりません。
★下:スレート屋根の保全塗装
高圧洗浄で積雪と付着物を除去し、板金の防錆とスレートに下塗りのシーラーをたっぷり滲みこませるように塗り次の中塗りに進みます。現況では表面の黒色塗料がほとんど剥げ落ちていましたが、塗膜を再生すると(下右)元のように撥水力もアップします。
★上:通路庇のポリ材取替え
ポリ材は”一生もの”ではありませんので、リフォームの機会に一緒に貼替えます。現況の劣化したものを解体したら鉄骨の防錆塗装を行います。
さらに今回は床モルタルの上に防滑シートを貼りさらなる長寿命化をはかります。
★下:バルコニー取付部分から腐食が拡がった!
表面に黒いカビや汚れが見えますが、これは典型的な壁内腐食の姿です。
告白的な説明になりますが、先行すべき工程をこの個所に限って失念したため、塗装の途中から始めることになります。腐食は下部のサッシ周りに及ぶ規模ですので、45㎝幅で上下に大きく貼替えなければなりません。このゴタゴタが影響したのでしょうか、現況と後に貼った外壁模様の合わせに少々難があります「?」
★上:一般的な鉄骨階段の保全
階段部分は屋根庇がかかっていないため、有りの所に較べ腐食が進んでいます。塗装前にケレンといって錆を丁寧に剥がし、表層を調整してから防錆下塗りを始めます。モルタルを被せた踏板はセメント専用塗装で、ある程度ですが防水が可能です。踏板の先には防錆も兼ねてノンスリップ・アルミを取付け保全仕様とします。
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木造2階建/切妻瓦葺・窯業サイディング外壁・4世帯
★アパートには珍しい瓦葺
今回、屋根のメンテナンスは必要なく、外壁と屋根から下の部分が対象になります。瓦は地震などでずれたり剥がれたりしない限り”ホッタラカシ”で済みます。初期投資を抑えたいアパートとしては希少な存在です。
▲下:北側(水回り)窓下の損壊
すでに凍害のある、またはそうなりやすい外壁の部分取替えがメインのプランです。
サッシ目地のシーリング(防水・コーキング)を打替え、傷んだ窓周りの外壁を取替えてから塗装工程に進みます。板目模様で凹んだ板目の凹んだところはローラーでは届きにくいため、先細りの刷毛で塗っておきます。
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木造2階建/切妻鋼板葺・窯業サイディング外壁・10世帯・築27年
★下:中間幕板やバルコニー手摺笠木の傷み
幕板と笠木はサイデイング材と同じ形質のセメント系加工品のため、雨が直接当たるような個所は早く劣化が起きます。修繕は幕板の腐食部分を交換し、笠木はガルバ鋼を板金加工しその上から被せることで再腐食を抑えます。
築27年、それなりの脱色があるサイディング外壁ですが、目立った損壊はありませんので塗装保全とします。
★頑丈な鉄骨階段、防滑シートの再工事
下は屋根の掛かっていない鉄骨階段の修繕工程で、踏板シートを貼替えている様子ですが、それにしても随分頑丈な鉄骨階段です! 造船に関わる鉄骨屋さんの製造と聞き納得です。アパートではお目にかかれない大型船や歩道橋のような造りですので防錆塗装のみで済みます。
足場が払われると、周りの樹木を剪定、除草しリフレッシュの完了です。
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木造2階建/鋼板葺・窯業サイディング外壁・8世帯
★下:サイディング外壁の基本的な保全
目地防水の打ち替えや部分的な貼替えなどの下地補修をしっかり済ませてから塗装工程に進みます。上下の塗分けは通路内側にも回り込ませています。
★下:ブラックのアクセントライン
ドアと腰壁にブラックでアクセントラインを入れましたがいかがでしょう。選んでいただいたのは人気の”モスバーガー・グリン”とアイボリーのツートンですが、B&W(黒と白)のラインを加えるとまた違った印象も・・・。